保険格付ランキング3月号


   ◇◇ 保険格付ランキングとは ◇◇

この保険格付ランキングとは、大手の格付会社が発表して
いる保険財務力格付(保険金を支払う能力)を集計して
平均値をとりランキングしておりますが、
「このランキング=保険会社の優劣」とは限りませんので
あらかじめご了承ください。
また、誤字・脱字などあれば遠慮なくお問い合わせください。





−−−−−−−−−− お知らせ −−−−−−−−−−−

2008年7月分より日本格付研究所(JCR)の
保険金支払能力格付を採用いたしました。
2005年12月分よりフィッチ・レーティングスが損害保険
3社の格付評価を開始いたしました。
2004年8月分ランキングよりフィッチ・レーティングス
格付を採用しております(生保のみ)
2004年7月分ランキングより表示方法が変わりました

詳細は↓当サイトの格付ランキングページをご確認ください↓
http://www.hokenno.net/kakuzuke.htm

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    ◆◇保険格付ランキング一覧◇◆




========== 3月の変更 ==========

    会社名           得点       順位

アメリカンファミリー生命  90.67→89.33  変わらず(9位)
第一生命           84.80→84.00  19位→15位
AIGエジソン生命      85.33→84.00  18位→15位
ジブラルタ生命       88.00→84.00  11位→15位
アリコジャパン生命     86.00→84.00  17位→15位
アイエヌジー生命      88.00→84.00  11位→15位
第一フロンティア生命   88.00→84.00  11位→15位
オリックス生命        81.33→80.00  29位→28位
ハートフォード生命     84.00→80.00  21位→28位 

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■生命保険会社の格付ランキング(保険金支払能力)



順 会社名 合計

1 東京海上日動あんしん生命 96.00
1 マニュライフ生命 96.00
1 東京海上日動フィナンシャル生命 96.00
4 アクサ生命 92.00
4 三井住友海上きらめき生命 92.00
4 三井住友海上メットライフ生命 92.00
4 マスミューチュアル生命 92.00
8 日本生命 91.20
9 アメリカンファミリー生命 89.33 ↓
10 ソニー生命 89.00
11 損保ジャパンひまわり生命 88.00
11 アクサフィナンシャル生命 88.00
11 プルデンシャル生命 88.00
14 大同生命 84.80
15 第一生命 84.00 ↓
15 AIGエジソン生命 84.00 ↓
15 ジブラルタ生命 84.00 ↓
15 アリコジャパン生命 84.00 ↓
15 アイエヌジー生命 84.00 ↓
15 フコクしんらい生命 84.00
15 あいおい生命 84.00
15 第一フロンティア生命 84.00 ↓
15 日本興亜生命 84.00
24 太陽生命 83.20
25 富国生命 82.40
25 明治安田生命 82.40
27 T&Dフィナンシャル生命 82.00
28 オリックス生命 80.00 ↓
28 ハートフォード生命 80.00 ↓
28 富士生命 80.00
28 AIGスター生命 80.00
32 住友生命 78.40
33 ピーシーエー生命 76.00
34 三井生命 68.00
35 朝日生命 60.00
36 大和生命 32.00






■損害保険会社の格付ランキング(保険金支払能力)



順 会社名 合計

1 東京海上日動火災 93.33
2 フェデラル保険 92.00
2 アリアンツ火災海上 92.00
2 日本地震再保険 92.00
5 損害保険ジャパン 91.00
6 三井住友海上 90.67
7 トーア再保険 90.00
8 ニッセイ同和損保 88.00
8 日本興亜損保 88.00
10 あいおい損保 84.00
10 セコム損保 84.00
10 アメリカンホーム 84.00
10 AIU保険 84.00
10 日新火災 84.00
10 ジェイアイ傷害火災 84.00
16 富士火災 80.00
16 エース損保 80.00
18 共栄火災 76.00
18 日立キャピタル損保 76.00
20 大同火災 74.00
21 セゾン自動車火災 64.00








このランキングは大手格付会社5社の格付を得点化して
全ての格付が最高ランクになった場合は100点となります。
(格付参考会社)
格付投資情報センター・スタンダードアンドプアーズ
日本格付研究所・ムーディーズジャパン・フィッチレーティングス









 ■ ■  編集後記  ■ ■





近年、損害保険会社では様々な効率化を強化しています。



「キャッシュレス」

「ペーパーレス」

「印鑑不要」



キャッシュレスについてはかなり前から強化されていて
その昔、代理店が集金した保険の代金を着服する事件が
散見されていたことから保険会社も本腰を上げた。


昔はお金を受け取った時点から補償が開始される
というのが損害保険の常識であった。


しかし、最近はその初回分も
銀行口座から引き落とすことが可能で
それ以外にもカード決済や払込票の送付により
コンビニからの入金なども可能になった。


いずれも「後払い」がスタンダードになり
お客さんも契約しやすい体勢を整えている。


後払いはお客さんにとってはありがたいシステムだか、
我々代理店にとってはそうとも言えない内情がある。




それは事故が起きた時に表面化する。




例えば月初めに契約をして最初の引き落としが
翌月の26日の場合50日以上に渡り
「未払い」の状態と言える。


ちなみにカード払いや払込票払いも
同じくらいの支払いの猶予期間がある。


その間に事故が起きた場合
保険会社はどうするかというと
すぐに保険代をもらうか誓約書などを書いて
事故の当事者に保険金を支払う。



後で払うはずだった保険代をもらってから
保険を使うというのはまだ解るが
数十日後に引き落としになる保険代について
誓約書をもらうというのは抵抗があるだろう。


お客さんは契約時に払うつもりでいたのだが
保険会社の都合で未払状態となっている
(キャッシュレスを強烈に推奨している)
ために余計な作業が必要となる。



まぁ事故を起こしたんだから
多少の手続きが必要なのはわかるが


「後で払うことになっている」はずの


お金をもらったり支払いを約束する書面を
書かされることに抵抗があるのは事実だろう。




 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■




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